
いつの間にか蝉の鳴き声から、秋の虫たちの声が響く季節にうつり変わっています。
朝日クラフトでは、大きいターポリンの幕や、機械のカバー、トラックシートなどの重たいシートを
女性スタッフが工業用ミシンを巧みに操り、左手でシートを送りながら、片手でどんどん縫い進めていきます。
細かい物も、手作業で丁寧にカットして、大きい物とはまた違う手法で綺麗に縫い上げていきます。
また、熱で溶着するウエルダー加工でも、綺麗にはがれない様に丁寧に溶着していきます。
一人では持てない重たいシートも、二人で協力し、熱溶着機のウエルダーでどんどん溶着していきます。
弊社にくる仕事は、同じ形の定番品から、
「こうして欲しい」
「ここを直して欲しい」
「こういう物は作れますか?」
など色々な依頼がくるので、いつも同じ物を作っている訳ではないのです。
なので、依頼を受けてから「これはどうやったら作れるのか?」、からスタートして、
試行錯誤を繰り返し、綺麗にできる方法を考えて型紙をおこして仕上げていく物も沢山あります。
そのような日々の中、色々な物を、時には悪戦苦闘し、試行錯誤し、
黙々と丁寧に、そして綺麗に形にしてくれるスタッフのみんなの姿を毎日見ていると、
朝日クラフトがここまで歩いてこれているのは、
スタッフのみんなの力があってこその事なんだと、
いつも改めて感謝の気持ちが込み上げてきます。
様々な試練が起こる世の中で、想像もしないような事が次々に起こりますが、
スタッフみんなに助けられながら、助け合いながら、これからもコツコツ丁寧に
ものづくりをしていきたいと思います。