2021/09/13
厚い物から薄い物まで

トラックシートを製作するのに使う生地などは、ウェルダーという熱溶着機で、
幅を繋いで、長さも何十メートルという大きさのものを作る場合もあり、大きさに比例して
重量も増えていきます。
その重いシートをミシンで縫うのも、右手で縫いつつ左手ではその生地を持って送ってあげなければ
綺麗に縫う事も出来ないため、一人で縫うことはとても大変なこととなります。
それでも、毎日コツコツと縫うことに慣れてくると、手の使い方のコツをつかみ
ミシンの扱いも上手になり、気が付けば弊社の女性スタッフ達も一人で綺麗に
仕上げることが出来るようになりました。
見ていても、とても重そうなシートを上手にミシンと生地を扱って、綺麗に縫い上げて
いってくれています。
前向きなスタッフのみんなは、最初は悪戦苦闘しながらも、どんなものでも
諦めずに挑戦し続け、どんどん作れるものが増えていっています。
重量物とは真逆な薄い生地で製作する大型ターフの依頼も、
薄すぎて生地同士が滑り、しわがよってしまったりと、扱うのにコツが必要で、
重い生地とは違う難しさがあります。
裁断も機械ではなく、型を起こしては手作業で一枚づつカットしていきます。
そのため、大きなものになると、ほんの少しのズレが縫い合わせるうちに
大きな歪みとなってしまうため、慎重に裁断をしていかなければなりません。
そんな一つ一つの工程をコツコツと手作業で仕上げていき、薄物用のミシンを
上手く操り、大きなターフが出来上がりました。
弊社には、大きな重たいものから、薄い生地で製作するものまで、
様々なご依頼を頂きます。
それをスタッフみんなでコツコツ丁寧に仕上げています。
今までも、そしてこれからも。。。
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